デリバリーやお持ち帰りにも！スチコンを中食の調理で活用すべき理由
新型コロナウイルスの流行により、デリバリーやお持ち帰りなどの中食ニーズが増加していますが、スチームコンベクションオーブンは中食を調理する際にも便利な調理機器です。
またスチームコンベクションオーブンは、コロナが収束し外食産業が復活し始めたときでも、これまで以上に作業を効率化させてくれる調理機器です。
今回は中食を提供する飲食店がスチームコンベクションオーブンを導入するべき理由について解説していきます。
「スチームコンベクションオーブンについて知りたい」「店舗で活用できそうな調理機器を探している」という方はぜひ参考になさってください。
【効率UP&高品位】スチコンがあればお持ち帰りやデリバリー等の中食に便利な理由とは
スチームコンベクションオーブンが中食の調理に便利な理由について、以下の3つに分けてご紹介していきます。
- マニュアル化ができる
- ノンオイルであっさりと調理できる
- 煮物が崩れにくい
①スチームコンベクションオーブンで調理するとマニュアル化ができる
1つ目の理由はスチコンで調理するとマニュアル化ができるためです。
店内飲食の場合は店内に入れる人数が制限されるため、ある程度注文数を想定することが可能ですが、デリバリーやお持ち帰りの場合は、注文のタイミングや量を想定することが困難になります。
しかし、スチコンにはメニュープログラム機能が搭載されており、調理時間・温度・モードの3つを機器にインプットさせることができるため短時間で大量の調理が可能となり、突然大量の注文が入った場合にでも迅速に調理・提供することが可能です。
また、時短で調理ができることによって、その日の注文数に対して柔軟に調理量を調整することができ、作り過ぎなどによる廃棄問題も解消することができます。
品質の安定化にも繋がる
スチコンのマニュアル化は品質の安定化にも繋がります。
飲食店では料理の質によってお店の人気が大きく左右されるため、品質の高い料理を安定して提供できることは売上を伸ばすために重要なことです。
スチコンが他の調理機器と異なる点は「1台で複数のメニューを調理できる」というところにもあり、安定して質の高い料理を提供することが可能になるほか、新メニューの開発もしやすいというメリットも得られます。
②スチームコンベクションオーブンで調理するとノンオイルであっさりと調理できる
2つ目の理由はスチコンで調理するとノンオイルであっさりと調理できるためです。
店内飲食の場合は調理してからすぐに料理を提供することができるため、出来たての状態でお客さんに召し上がってもらうことができます。
しかし、お持ち帰りやデリバリーでは、料理を調理してからお客さんが召し上がるまでに時間が空くため、「油が固まってしまう」などによって食感や見た目が悪くなってしまう課題が生じます。
スチコンは余分な油を使わず食材そのものに含まれる油分を使って調理することができるため、このような場合にも、あっさりとした仕上がりにすることができ、時間が経っても美味しい料理を提供することが可能です。
食材の栄養素を保持しながら調理が可能
また、スチコンは食材の栄養素を保持しながら調理することができます。
スチコンは熱風と蒸気を使用して調理する構造になっており、食材の栄養や水分、香りを保持したまま調理することができるため、鍋やフライパンで調理する場合に比べて食材から栄養素が流出してしまうのを最小限に抑えることができるのです。
また、熱風と蒸気を用いたスチコンの調理方法では、焼き物を調理するときに焼き縮みを抑えることができるため、冷めても固くなりにくいというメリットがあります。
ゆえに時間が経ってから食べても、出来たてに近い美味しさを感じられるという点も魅力的です。
③スチームコンベクションオーブンで調理すると煮物が崩れにくい
3つ目はスチコンで調理すると煮物が崩れにくいためです。
通常、煮物を鍋で調理すると途中でかき混ぜたり、加熱で鍋の中で対流が起こることによって食材同士がぶつかったりして、だんだんと煮崩れが起きていきます。
一方、スチコンでの調理は鍋で調理するときよりも対流が少なく、食材同士がぶつかるのを抑えることができるため、荷崩れしにくいというメリットがあります。
また、店内飲食の場合は思い通りに盛り付けることができますが、中食を提供する場合には、盛り付けを綺麗に行ったとしても持ち帰る際に崩れてしまうことが予想され、なかには食べる際に別のお皿に入れ替えるという人もいらっしゃるでしょう。
そのような場合には、煮崩れが少なく食材そのものの形が綺麗であれば、料理全体としての見た目も綺麗に感じられるため、煮崩れすることなく煮物を作れるスチコンは魅力的です。
味だけでなく見た目にこだわっている方はスチコンを使用することをおすすめします。
スチコンを使ってお持ち帰りやデリバリー等の中食を高品位な仕上がりに
今回は中食を提供する飲食店がスチームコンベクションオーブンを導入するべき理由について解説しました。
便利な機能がいくつもあるスチームコンベクションオーブンは、すでに幅広い調理現場で活用されていますが、コロナ禍でニーズが高まりつつある中食用の料理を調理する際にも便利な調理機器です。
また、中食用だけではなく、コロナが収束し外食産業が復活し始めてからも継続して使用することができるため、作業の効率化などをお考えの飲食店オーナーの方はスチームコンベクションオーブンの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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